松阪・豪商の道
![松阪商人の館1](https://web.archive.org/web/20170419120227im_/http://matsusaka-machiaruki.jp/wp-content/uploads/2012/12/2b6e4780bb3dd237e335ac99b8a50b82-300x225.jpg)
松阪屈指の豪商のひとつ「小津清左衛門家」です。
小津本家の当主は代々清左衛門と襲名していて、紙業や繰綿を扱う小津党第一の富商として成功しました。松阪の数多い江戸店持ちの豪商の中でも筆頭格にあげられ、1755(宝暦5)年に、紀州藩の御為替御用を命じられていたほどです。明治以降は紡績会社や郵便船会社などの経営を行い、現在でも不動産業を中心に営業を続けています。
![松阪商人の館2](https://web.archive.org/web/20170419120227im_/http://matsusaka-machiaruki.jp/wp-content/uploads/2012/12/a31c5e0fd48d04779547e509e766ca2f-300x225.jpg)
平成3年に小津家本宅は松阪市の史跡に指定された後、5年の歳月と6億4千万円をかけて保存修理を行い、平成8年に「松阪商人の館」として開館して一般開放されています。
![松阪商人の館3](https://web.archive.org/web/20170419120227im_/http://matsusaka-machiaruki.jp/wp-content/uploads/2012/12/f198bb7f3ddca82f752000b87ce2e2fc-300x225.jpg)
ここの蔵にあったのは、千両箱でなく万両箱だったのです。倹約家の松阪商人だからでしょう。