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中央構造線が見れる月出の里

松阪市飯高町月出にある中央構造線の露頭は、高さ80m×幅50mほどの範囲で山の斜面が大きく崩れており、明らかに色の違う地層が観察できます。向かって左側が領家系(日本海側)の変成岩層、右側が三波川系(太平洋側)の変成岩層で、約60度の角度で直接接していて、超高温・高圧の状態が長い年月続くと、地層の界面は変質し、もろい岩屑帯となっている様子がはっきりとわかります。

写真: 日本で最大規模の「断層」で、関東から九州まで約1,000キロメートルも続く中央構造線が、日本で一番よく見える場所となっているところが松阪市飯高町月出にあります!<br />
月出の露頭は、高さ80m×幅50mほどの範囲で山の斜面が大きく崩れており、明らかに色の違う地層が観察できます。向かって左側が領家系(日本海側)の変成岩層、右側が三波川系(太平洋側)の変成岩層で、約60度の角度で直接接していて、超高温・高圧の状態が長い年月続くと、地層の界面は変質し、もろい岩屑帯となっている様子がはっきりとわかるようです。<br />
断層部分が30メートル以上にもわたり露出しており、日本で最も規模が大きく、しかもわかりやすい観察地であると高い評価を得て、国の天然記念物に指定されています。

西日本全体にまたがる中央構造線ですが、岩石がもろくなっており、地下水もしみこみやすいため、地表で見ることのできる場所はほとんどありません。月出のワサビ谷の崖には、断層部分が30メートル以上にもわたり露出しており、調査した専門家からは、日本で最も規模が大きく、しかもわかりやすい観察地であると高い評価を得て、国の天然記念物に指定されています。