朝田寺

朝田寺

「朝田の地蔵さん」の名で親しまれる地蔵菩薩を本尊とする天台宗のお寺が朝田寺で、松阪では葬儀の後故人の服を持参して極楽浄土を願います。

朝田寺では地蔵菩薩を祀っており、地蔵様に故人の黄泉路への旅が無事に済むことを願うために衣服を持っていきます。このお参り(供養)は極楽への道を開けるお参りで「道明(みちあけ)供養」といわれています。


本堂の天井からつるされた服を掛衣といわれ、集められた着物は奉納された年の地蔵盆が終わると焼却されます。この時の地蔵盆のお参りにもいく方が多いようです。

松阪ではこのように地蔵信仰が篤く、葬儀が終ると故人の極楽浄土を願いお地蔵様にお参りする風習が昔からあります。

元禄期の歌で「わしが死んだら 朝田の地蔵へ 掛けておくれよ振り袖を」と詠まれています。

故人の着物を奉納するという生々しい行いは、信仰の真摯な姿勢なんでしょう。

牡丹の開花時には曽我蕭白の絵も公開されます。

4月下旬には境内の庭園2000㎡が牡丹の花で彩られ、多くの人が訪れます。

朝田寺の牡丹は、約30種700株あり素晴らしい大輪がみれます!