松坂城跡①

松坂城跡


国の文化審議会は「松坂城跡」を史跡に指定することについて、文部科学大臣に答申を行い国に史跡になりました。

松坂城は、戦国武将の蒲生氏郷(1556~95)が1585(天正13)年に築城を始め1600年前後に完成したとされています。天守閣は江戸初期に倒壊、城郭や門などの建築物も明治初期までになくなってしまいましたが、城跡の中心部には自然石を使った貴重な「野面(のづら)積み」の石垣が残っていて2006年には日本城郭協会の「日本百名城」にも選ばれています。
指定対象になったのは標高35メートルほどの丘陵上にある本丸跡、二の丸跡、希代丸(きたいまる)跡、隠居丸跡など延べ約4万7000平方メートル。範囲内には国特別史跡の「本居宣長旧宅」も含まれています。ほぼ全域が「松阪公園」の敷地で、堀坂山や伊勢湾、市街地が見渡せる風光明媚でゆったりくつろげるパワースポットです。
城の南側には城の警護をまかされた紀州藩士とその家族が住んでいた武家屋敷です。そして、石畳を挟んだ両側に緑深い槇垣が連なる様子はしっとりした和の情緒を醸しだしています。文久3年(1863)に建てられたもので、現存するものでは最大級の規模です。 明治になり、武士階級が離散するなかにあって、合資会社苗秀社をつくり、ここに住んできた自分達の生活環境と気概を守り維持してきた人達が今も生活しています。


天守閣などがなくなった今でも手入れされているので、 素晴らしい石垣とともに桜や梅、藤そして銀杏などのたくさんの木々があって 静かなヒーリングスポットです。


本居宣長記念館のヤマザクラも春にはとてもきれいに咲いています。 いわゆる里桜(ソメイヨシノ、ヒガンザクラなど)は、 花が咲いた後から葉が出てきますが、 山桜(ヤマザクラ、エゾヤマザクラなど)は、 葉と花がほとんど同時に開きます。宣長翁は、 このヤマザクラに感動され愛でられたのしょう。